ニキビで悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
原因はハッキリ分からないし、治るまで時間がかかるし、自信が持てなくなるし‥
悩んでいる間は、まさに出口の見えないトンネルを走っているような感覚ですよね。
ニキビによってQOLが下がるといっても大袈裟ではないと思います。
筆者は思春期に肌荒れをした経験がありません。
しかし20代も終わりに近づく3、4年前に突如ニキビが出来るようになりました。
当初はそれほど気にしていませんでしたが、どんどん酷くなるにつれて不安が募ります。
「ニキビを早く治す方法」「ニキビに効く薬•食べ物•サプリメント」などネットで調べては藁にもすがる思いで片っ端から試してきました。
自分が同じ立場になってみて初めて本当の気持ちが分かるものですね。
正直、ニキビに悩むようになるまでこんなにも辛いだなんて想像できませんでした。
今は正しいケア方法や良い治療に巡りあうことができたおけげでかなり綺麗になってきています。
↑ニキビが出現し始めた時期(Before)と症状が落ち着いた現在(After)を比べた画像です。※右頬のみの比較ですが、顔全体に目立つニキビがある状態でした。
今の状態に至るまでに3年の月日が経過し、多大なる時間とお金を無駄にしました。
初めから適切な対処をしていればこんなにも時間とお金を使うことはなかったと思います。
当時の筆者もそうでしたが、“適切な対処とは何か”を知らない人は多いのではないでしょうか。
正しい知識がない結果、ネットに出回る誤った情報を鵜呑みにしたり自己流の治し方に頼ることで遠回りをしているのです。
そこで沢山の失敗をしてきた実体験に基づいて『正しいニキビの治し方』を連載形式でお伝えしていきますので、本気でニキビを治したい人は参考にしてください!
第1弾は“ニキビが出来始めた初期”にやっていたことをまとめました。
こうして振り返ってみると間違っていることばかりです。
本記事は反面教師として役立ててもらえたらと思っています。
ニキビが出来るようになったきっかけ
大人になってからニキビに悩むようになった人は何かしらのきっかけがあるはずです。
それが判明しても完全に排除することは難しいですよね。
ただ対策はできるので原因を考えるのは無駄ではありません。
参考までの筆者自身のきっかけとなったこと(推測)を紹介します。
皆さんも思い当たる要因を考えてみてください。
ストレス
ニキビが出来るようになった頃、仕事では職種が変わったり、私生活では引越しをしたりと大きな環境の変化がありました。
それに伴うストレスが少なからずあったと思います。
筆者は元々ストレスを感じやすい•溜め込みやすいタイプです。
そのような性格に加えて環境の変化が重なったことが起因しているのではないかと推測しました。
→【ストレスを感じやすい人へ】ストレスを感じにくくするマインドの持ち方(COMING SOON)
食生活の乱れ
かつては会社の寮に住んでいました。
寮には食堂が併設されていたので栄養バランスの良い食事を毎日食べれる環境です。
しかし引越しによって自炊するようになりました。
当然のように栄養バランスは偏ります。
仕事の疲れから準備するのが億劫になって食事を摂らない日もありました。
このような食生活の乱れもニキビが出来始めた原因のひとつだと思っています。
マスク生活
ニキビが出来始めたのはコロナ禍によってマスク着用が必要になった時期と重なります。
長時着用による蒸れや擦れが原因となったと推測しています。
皮膚科医の話を聞くとマスク生活になってから肌トラブルで病院を受診する人が圧倒的に増えたそうです。
筆者と同様にマスク着用をきっかけにニキビ肌に悩むようになった人は多いのかもしれません。
現在はマスクも任意になりましたが、仕事上や身体上の理由から着用を余儀なくされている人にとっては悩みの種ですよね。
ニキビが出来始めた初期に取り組んだこと
ニキビで悩み始めた初期はネットの情報に頼って何とかしようと考えるのではないでしょうか。
筆者が試したことも検索して出てきたものばかりです。
取り組んだこと•それらに効果があったのか振り返ってみました。
色々な市販薬を試した
ニキビ対策として最初に行ったのが『市販薬』を使用することです。
多くの人が同様のことをするのではないでしょうか。
薬局で買える薬で治るなら、それに越したことはないですよね。
実際に使ってみた結果ですが、顔に1、2個のニキビがある状態の時には効果がありました。
しかし複数個できるようになるにつれて太刀打ちできなくなりましたね。
たまにニキビが出来るレベルの人であれば市販薬でも十分だと思います。
“顔全体にニキビがある人”や“何度も繰り返してしまう人”であれば市販薬では限界があります。
それに気付かず市販薬だけで乗り越えようと長い時間を無駄にしていました。
見切りをつけてもっと早い段階で次のステップに移行すれば良かったと後悔しています。
ニキビ用の洗顔剤に変えた
色々調べると“ニキビは皮脂のつまりが原因”ということを知ったので皮脂汚れを落としてくれるニキビ用の洗顔剤を使ってみることにしました。
実際に使用した商品です↓
今思えばこの時の商品選びを間違えていたと思います。
メンソレータムのアクネスは高い洗浄力でニキビを解消してくれると人気のアイテムです。
過剰な皮脂分泌が原因となる思春期ニキビにはアクネスが絶大な効果を発揮します。
一方で大人ニキビには洗浄力が強すぎるようです。
必要以上に皮脂を落としてしまうとかえって分泌量を増やす原因になります。
実際に筆者もニキビ用の洗顔剤を使っているにも関わらず肌荒れが酷くなる一方でした。
「思春期ニキビ」と「大人ニキビ」では対処法が異なります。
食生活の見直し
ニキビが悪化し始めた時期は食事を摂ったり摂らなかったり食生活が乱れていました。
人間の体を作るには栄養素が必要不可欠です。
そして、その栄養素は食事から摂取します。
「美肌になりたい」と願っても肌を作る材料(栄養)がなければいつまで経っても綺麗になれません。
そのことに気付いてから1日3食を欠かさずに食べるように意識しました。
食生活の見直し自体はニキビ肌から脱却するためにも有効な手段だったと思います。
反省点としては、どの栄養素を重点的に取り入れるべきか知識がなかったことです。
当時はネットでよく目にする“ニキビに良い食べ物”を積極的に食べて“ニキビに悪い食べ物”を控えるという単純なことをしていましたね。
肌のコンディションが好転し始めた頃の食事は3食欠かさずに食べることはもちろん、肌を作るために必須の栄養素を意識的に摂取していました。
→【ほとんどが知らない!】美肌になるために必要な栄養素を科学的根拠に基づいて紹介(COMING SOON)
まとめ
【ニキビ治療体験談】の第1弾である本記事ではニキビが出来始めた初期に行ったことにフォーカスしてまとめました。
ニキビやニキビ治療に対して正しい知識がない状態でしたので間違っているものばかりです。
しかし、肌トラブルに悩み始めたばかりの方は筆者と同じようなことをしていませんか?
睡眠不足や疲労から一時的にニキビが出来てしまった人であれば今回紹介した内容でも治癒するかもしれません。
一方で慢性的にニキビがある状態の人はもっと本腰を入れて向き合う必要があると思います。
具体的にどのように治していったのかは今後の記事で綴っていきますのであわせてご覧ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!