この記事では、『メンタルヘルス•マネジメント検定Ⅱ種』を受検する人に向けてオススメの参考書や問題集を紹介します。
教材を選び始めると、種類が多くてどれを購入すれば良いのか迷いますよね。僕も勉強を始める以前のテキスト選びで苦労しました。
そんな経験を踏まえて、メンタルヘルス•マネジメント検定Ⅱ種に“独学で合格”した僕が買って良かった参考書や問題集を皆さんに厳選して紹介します。
僕はメンタルヘルスケアに関する知識を学んだことがありませんでした。そんな“ド素人”でも独学で合格できるようなテキストを選んでおり、初学者の参考になる内容なので最後までご覧ください!
これだけは抑えておきたい!教材を選ぶポイント
最新バージョンのものを選ぶ
最も重要なのは最新バージョンのものを選ぶことです。
どの資格でも出題範囲が改訂されることは当然のようにあります。確認作業を怠ると、見たこともない問題に本番で遭遇するかもしれません。
後悔しないためにも出題範囲に準拠した教材を選びましょう!
最新バージョンは『公式テキスト第5版』です。(2024年8月時点)
出題範囲などは公式HPで確認できるので事前にチェックしてみてくださいね。
▶︎メンタルヘルス•マネジメント検定試験公式HP
インプットとアウトプットできるものを選ぶ
試験に合格するには、大量の情報を記憶しなければなりません。
暗記を成功させるコツは
“テキストを読んでインプット、問題を解いてアウトプット”
することです。
どちらか一方では、記憶を定着させることが難しいと言われています。
そこで「知識を覚えたら、問題を解いて確認できる」テキストがオススメです!
ちなみに、実際の試験は『メンタルヘルス•マネジメント検定公式テキスト』から出題されますが、テキストに確認問題はありません。
問題演習するためにも過去問や確認問題付きテキストを用意した方が良いと感じました。
過去問は必ず用意する
過去問は“必ず”用意しましょう。
どんな試験でも出題方法や傾向は決まっています。それを知らずに試験本番に臨むことは危険です。時間配分を間違えたり出題方法に戸惑って実力を発揮できないのは勿体ないですよね。
そのため過去問を使って事前に確認しておきましょう!
また、過去問を通して“覚えるべき知識”を把握することができます。
例えば、メンタルヘルス•マネジメント検定では『数字の正誤問題』が出題されます。それを知っていれば「数字関係は正確に覚える」と勉強戦略を立てることができますよね。
重要な部分の判別がつくので勉強の効率UPになってオススメです。
【必見】これで合格できた!買っておくべき最強の3冊
メンタルヘルス・マネジメント検定試験公式テキストⅡ種ラインケアコース【第5版】
メインのテキストとして学習を進めました。確認問題がないのでインプット専用になります。
公式テキストは『文字がびっしり書いてあってページ数が多い』です。ぶっちゃけ、途中で挫折しそうだったので購入するか迷いました。
しかし、公式HPには以下のように明記してあります。※2024年8月時点
2021年11月7日(日)実施の第31回以降の公開試験は、公式テキスト第5版に準拠して出題いたします。
引用:メンタルヘルス•マネジメント検定試験公式HP
「公式テキストの中から出題される」とのことなので念のために買いましたが、結果として正解でした。
実際に試験を受けてみて『公式テキストの細かい部分まで出題される』という印象を抱きました。
“THE教科書”という感じなので気が進まないかもしれませんが、公式テキストを持っていると安心ですよ。
メンタルヘルス・マネジメント検定試験Ⅱ種ラインケアコース 過去問題集【2024年度版】
僕が探した限りでは、“過去問題集”として唯一出版されていたものです。
項目が公式テキストとリンクしていて、各章にあわせて問題が分類されています。インプットした内容の定着度を確認するために使用しました。
具体的には、
公式テキスト「1章メンタルヘルスケアの意義と管理監督者の役割」をインプットしたら、過去問題集でアウトプットして理解度を確かめる
といった使い方です。
一方、この過去問題集には注意すべき点があります。
それは「収録されている問題のデータに古いものがある」ということです。
現在、公式テキストの最新バージョンは“第5版”になっています。※2024年8月時点
しかし、過去問題集には改訂前に出題された問題も掲載されているので「当時は正解だったが現在は不正解になる」ものが存在します。
一方、解説には最新情報が記載されていますので間違えて覚えないように注意してくださいね。
気をつけるべき点はありますが、勉強効率を上げること間違いないので購入は必須ですよ!
メンタルヘルス・マネジメント検定試験Ⅱ種ラインケアコース 重要ポイント&問題集【改訂4版】
このテキストは重要ポイントが整理されているので効率良く勉強することができます。イラストや図を使って分かりやすくまとめているのが特徴です。
各章ごとに演習問題があるので、理解度確認しながら学習を進めることができました。
公式テキストとは違って程よい文量で、勉強が苦手な人でも挫折することなく使い続けられる印象ですね。
巻末には試験本番を想定した模擬試験がついていて実力試しに使用できますよ。時間配分や試験問題の雰囲気を確かめる意味でも重宝しました。
注意点は“公式テキストの内容にやや劣る”ということです。どちらかと言うと、重要事項に特化しています。
実際の試験では公式テキストから満遍なく出題されますので、このテキストだけでは不十分かもしれませんね。公式テキストを補助する“資料集”として使用すると効果的です。
章ごとの重要ポイントを復習したり公式テキストでは分かりにくい部分を理解するために利用すると良いですよ!
まとめ|適切なテキストを使って合格しよう
今回は、『メンタルヘルス•マネジメント検定Ⅱ種』を受検する人に向けてオススメの参考書や問題集を紹介しました。
メンタルヘルス・マネジメント検定試験公式テキストⅡ種ラインケアコース【第5版】 | メンタルヘルス・マネジメント検定試験Ⅱ種ラインケアコース 過去問題集【2024年度版】 | メンタルヘルス・マネジメント検定試験Ⅱ種ラインケアコース 重要ポイント&問題集【改訂4版】 | |
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出版社 | 中央経済社 | 中央経済社 | 日本能率協会マネジメントセンター |
価格 | 3,410円(税込) | 2,530円(税込) | 2,200円(税込) |
メリット | ・試験の出題範囲に準拠している | ・公式テキストにあわせて問題が分類されている ・解説が丁寧 | ・重要ポイントが整理されている ・図やイラストが豊富で分かりやすい ・確認問題や模擬試験がある |
デメリット | ・ページ数や分量が多い ・演習問題がない | ・収録されている問題のデータに古いものがある | ・公式テキストに比べると内容がやや物足りない |
必要度 |
書店に行くと関連書籍が多数出版されています。そのため勉強を始める前の教材選びで一苦労しますよね。
本記事では実体験に基づいて本当に使えるテキストを厳選して紹介しましたので参考にしてみてください!