資格取得に挑戦している社会人は多いと思います。
一方で、
思うように勉強が進まない
という方も多いのではないでしょうか。
仕事をしながら資格取得に取り組む社会人なら、ある程度は仕方ないかもしれません。
とはいえ、忙しい中でも学習を進めなければいつまで経っても“試験合格”という目標は達成できませんよね。
本記事では【計画倒れしない勉強スケジュールの立て方】を紹介します。
最後まで読むことで『無理なく•継続できる』計画を立てられるようになりますので是非ご覧ください!
勉強スケジュールを立てるメリット
初めに勉強計画を練ることのメリットを紹介します。
特に必要ない方は読み飛ばしてOKです!
その日にやることが明確になる
学習を進めるための計画を立てることで「その日にやるべきこと」が明確になります。
人間、1日1日のノルマが決まっていれば何とか達成しようとするものです。
反対に、ノルマがなければ「今日は残業したから‥」と言い訳を作ってはサボる傾向にあります。
自分自身を奮い立たせるためにも勉強スケジュールを立てて、その日にやることを明確にしましょう!
学習習慣が身に付く
学習計画を立てることでコンスタントに勉強する時間を設けることができます。
その結果、学習習慣が自然と身に付くものです。
無計画に学習を進めると、どうしてもムラが発生します。
調子が良い日は10時間勉強するけど、疲れている時は全く勉強しない‥
という状態では“合格”には結び付きません。
1時間でも良いので継続的に学習する、そのために無理のない計画を立てることが必要になってきます。
余裕を持って試験当日を迎えられる
無計画だと「試験日までに万全の準備ができなかった」ということになりかねません。
例えば勉強期間を2ヶ月に設定して以下のような計画を立てたとします。
- 〜2ヶ月前:知識のインプット(テキストを3周する)
- 〜1ヶ月前:問題演習(問題集を3周する)
- 〜2週間前:過去問演習(時間配分を決める)
- 〜1週間前:最終確認(苦手分野を中心に詰め込む)
このようなスケジュールに従って学習を進めることで十分に準備をした状態で試験に臨むことができますよね。
簡単4STEP!正しい勉強スケジュールの立て方
STEP1|合格に必要な勉強時間を把握する
勉強計画を立てる第一歩は『必要な勉強時間を把握する』ことです。
ほとんどの資格はネットで調べられますので検索してみてください。
しかし、取得したい資格に関する「予備知識がある人」と「全くない人」では必要とする時間が異なりますよね。
あくまでも“目安”なので参考程度にしましょう。
人気資格の勉強時間を表にまとめました!
資格名 | 勉強時間 (目安) | 有利になる職種•業界 |
---|---|---|
宅建 | 600時間 ※独学の場合 | 不動産業界 |
ITパスポート | 150時間 | エンジニア、IT業界 |
FP2級 | 200時間 | 金融•保険業界 |
社会保険労務士 | 800〜1000時間 | 人事•総務•経理担当 |
日商簿記3級 | 100〜150時間 | 経理担当 |
STEP2|勉強できる時間を捻出する
次に行うことは『勉強時間を捻出する』ことです。
普段の生活を振り返ってみて【平日は〇〇時間、休日は〇〇時間】といったように具体的な数字を算出しましょう。
社会人が勉強する上で重要になってくるのは平日の使い方です。
朝の出勤前や通勤時間、会社での昼休みなど捻出できる時間はないか探しみてください。
ここでのポイントは“無理をしないこと”です。
早起きが苦手なのに「毎朝5時に起きて2時間勉強する」という目標を立てても、計画倒れすることが目に見えています。
自分の出来る範囲で構いませんので、確保できる時間はないかチェックしましょう。
STEP3|実現可能な勉強スケジュールを練る
「合格に必要な勉強時間」と「学習に充てられる時間」を把握したら勉強スケジュールを練ります。
<必要な勉強時間>
150時間
<学習に充てられる時間>
平日:2時間、休日:5時間
※1ヶ月あたり80時間
STEP1〜2の結果が上記のようになったら、2ヶ月で必要な勉強時間(150時間)に達することが分かります。
つまり、試験日から逆算して2ヶ月前に学習を開始すれば間に合うということになりますよね。
その上で『いつまでに何ができる状態にするか』決めましょう。
【初めの1ヶ月で知識をインプット、残りの1ヶ月で覚えた知識をアウトプットする】
といった具合です。
このように逆算思考で大まかな計画(月単位)から細かい計画(週/日単位)に細分化していき、その日にやるべきことを明確にしていきます。
ポイントは“欲張らない”ことです。
大抵の場合、全てが計画通りにはいきません。
体調を崩すかもしれないし、突発的な残業や会食が入るかもしれませんよね。
それを見越して余裕を持ったスケジューリングにすることが成功の秘訣です。
STEP4|適宜、計画を見直す
計画倒れしない正しいスケジュールの立て方の最終工程は『適宜、計画を見直す』ことです。
どんなに緻密なスケジュールを組んだとしても全てが上手くいきません。
そこで折れるのではなく、柔軟に見直すことが最も大切です。
平日に2時間勉強するはずが1時間しか取り組めなかった場合、他の日に充当することで調整しましょう。
現状のままでは合格できないと思うなら、生活をさらに見直して勉強できる時間を増やすことも必要なってくるかもしれません。
このように最初に立てた計画を全てだと思わずに都度見直していきましょう!
まとめ
今回は【計画倒れしない勉強スケジュールの立て方】をお伝えしました。
日々の仕事がある中で資格取得を目指すのは本当に素晴らしいことですよね。
そんな高い志が“合格”という形で実るためにも計画を練ることは必須です。
本記事で紹介した内容を参考に『無理なく•継続できる』スケジュールを立ててみてください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!