自己研鑽のために資格取得に挑戦する社会人は多いのではないでしょうか。
一方で仕事を抱える社会人には
十分に勉強時間を割けない
という悩みがあると思います。
それでも“一度で合格”したいですよね。
時間がない中でも結果を出すためには戦略的に学習を進めることが必要不可欠です。
無闇に取り組んでも良い結果は期待できません。
本記事では【社会人でも資格試験に1発合格するための戦略論】について解説します。
最後まで読むことで少ない労力で最高の結果を出すための戦略の立て方を身に付けることができますよ!
合格までの学習戦略を立てる手順
STEP1|分析する
戦略を立てるためには戦う相手(=試験)を分析することが第一歩になります。
そうは言っても「どうやって分析するの?」という疑問を抱くかもしれません。
結論、分析するために『過去問』を使います。
過去問で出来ることは問題演習だけではありません。
試験に関する様々な情報を読み解くことが可能です。
具体的に何をチェックすべきなのか一つずつ解説します。
<出題形式>
記述式なのかマークシート式なのか確認します。
記述式であれば内容を正確に暗記する必要がありますが、マークシート式であれば完璧に記憶する必要はありません。(選択肢の中に答えがあるため)
<問題量>
問題量が多い場合は時間配分に気を付けたり、知識を素早くアウトプットする対策が必要です。
<分野ごとの出題比率>
学習を進める中で苦手な分野があったとします。
その時に考えるべき戦略は2通りです。
出題比率が高い場合、苦手を克服して得点源にする状態を目指す。
出題比率が低い場合、その分野は捨てて他の得意な部分に時間を使う。
このように出題比率によって戦略が真逆になりますので必ず確認しましょう。
<出題内容>
どんな問題が多いのかチェックしましょう。
年号や人数のような“数字系”の問いが多いのであれば、学習を進める中で数字に重点を置いて暗記していきます。
記述問題のように“論理的思考”を問われるのであれば、「ただ覚える」のではなく「なぜ」を意識してしっかり理解することに重きを置きましょう。
<合格基準>
過去問の中身から読み取れることではありませんが、合格基準について明記されているので確認してください。
例えば人気資格ITパスポートの合格基準は以下のとおりです。
「全問の60%以上に正解すること」かつ「各分野でそれぞれ30%以上に正解すること」
苦手分野があっても最低30%以上の正答率を獲得する必要があるので諦めることはできません。
この場合の戦略は“得意分野で出来るだけ得点を稼いで、苦手分野は30%正解できるレベルの知識を身に付ける”といったものになるでしょう。
STEP2|勉強に割ける時間を把握する
普段の生活を思い返してみて“どれくらいの時間を勉強に充当できそうか”把握しましょう。
仕事の前後や休日などで漫然と過ごしている時間はないか探します。
平日であれば通勤時間や昼休み
休日であればダラダラSNSをみている時間や遅くまで寝ている時間
など勉強時間にできる部分は意外とあると思いますよ。
STEP3|学習方針を固める
例えば「平日は時間が取れないけど休日には集中できる」という人であれば
平日は復習中心で土日は知識のインプットに取り組む
という方針を立てることができますよね。
極度に時間が限られている人であれば
苦手分野は切り捨てて得意分野を伸ばす
という戦略になります。
STEP1〜2の内容を元にして自分なりの学習方針を固めてみてください!
それがあなただけの“戦略”になります。
まとめ
今回は【社会人でも資格試験に1発合格するための戦略論】について解説しました。
十分な勉強時間を確保できる人であれば、多少効率が悪くても勉強量でカバーすることが可能です。
一方で、社会人のように勉強時間がない人は効率重視で学習を進めなければ合格はできません。
そのためには正しい戦略を立てることが必要です。
本記事で紹介した手順に沿って戦略を練ると「少ない労力で最高の結果を出す」ことができます。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。