本を読むことで「語彙力や知識が増える」「読解力や文章力を養える」「モチベーションが上がる」などいくつものメリットを得られます。そのためネット社会である現代でも老若男女問わずに読書が推奨されていますよね。
いわゆる“成功者”と呼ばれる人たちには読書習慣があるという共通点があるそうです。
- ビル・ゲイツ(マイクロソフト創業者)‥年間50冊以上
- イーロン・マスク(テスラCEO)‥9歳でブリタニカ百科事典を全巻読破
- 孫正義(ソフトバンクG創業者)‥3年半で3000冊
これくらいメリットがあって必要なことだと分かっていても大人になると読書量は減りますよね。日常的に本を読まない人がほとんどと言っても過言ではありません。
読書習慣がない人の中には
- 読書が進まない
- 集中力が続かない
- 最後まで読み切れない
という悩みを抱えている人が多いのではないでしょうか。
そんな読書が進まない人(読書習慣のない人)に向けて考えられる原因と簡単に解決できる方法を紹介していきます!
[原因]読書が進まない人に考えられる理由
読む時間がない
そもそも本を読む時間がない人は多いのではないでしょうか。
社会人の場合、平日は大部分を仕事に割かなければなりません。夜には会食が入ることもあるでしょう。
休日は日頃の疲れを癒したり資格勉強をしたりと読書している暇がないというのが本音ですよね。
せっかく本を買っても読む時間がなければいつまで経っても進めません。
活字を読むことに慣れていない
活字を読むことに慣れていない人にとっては読書が苦痛で仕方ないですよね。
ネット社会である現代は視覚から得る情報よりも聴覚から得る情報の方が多いです。ニュース番組では自分に代わってアナウンサーが原稿を読んでくれます。目を閉じていても内容を理解できる時代です。
加えて最近の傾向として新聞をとらない家庭が増えているそうです。身近なところで活字に触れる機会が少なくなっているのではないでしょうか。
深刻な”活字離れ”によって自分で文字を読む力が衰えるのも無理はありません。
本を持ち運ぶのが大変
仕事に追われるビジネスパーソンでも通勤途中やランチタイムなどスキマ時間で読書することは可能ですよね。
とはいえ本の持ち運びが大変という理由で敬遠している人は多いのではないでしょうか。
確かに本は重くてかさばるので荷物になることに間違いありません。外出するときは少しでも身軽でいたいですよね。
読書中に別のことを考えてしまう
読書中に別のことを考えてしまうという人はページが進んでいきませんよね。「本は開いているのに全然ページが進んでいかない」という経験が僕にもあります笑。
本を読むことに集中していないと雑念にとらわれてしまいます。
僕の場合「最近掃除していないなぁ」「夜ご飯は何を作ろうかな」「買い物に行かないと」のように本当にどうでも良い内容ばかりです。
休日であっても家事のようにやらなきゃいけないことが溜まっている時に考え事をしてしまうことが多いように思えますね。
[解決策]誰でも読書ができるようになる方法
本が進まない人に考えられる原因を考えてきました。ここからは簡単にできる解決策を提案していきますね!
先に結論から伝えると、オーディオブックを利用することが誰でも読書ができるようになる方法です。
「なんでオーディオブックなの?」という疑問が湧いてきたと思うので理由を解説しましょう。
9割の人が知らないオーディオブックの魅力
声優や俳優などのナレーターが、書籍を読み上げた音声をデータ化したデジタル コンテンツのことです。目で文字を読むのではなく、耳で朗読を聴くコンテンツであることから、オーディオブックは別名「聴く本」とも呼ばれます。
引用:Android Magazine
「読書=読む」という概念を覆したオーディオブックは、音楽のように耳で聴いて書籍を楽しむことができます。
ある調査の中で、オーディオブックを利用したことがあるかを尋ねたところ「日常的に利用している」と回答したのは8.51%でした。※参照:オーディオブックに関するアンケート(2023年)
つまり9割の人はオーディオブックを利用していません。忙しい社会人でも読書量を増やせる最高のツールなのに勿体ないことです。
そこでヘビーユーザーである僕が感じるオーディオブックを利用するメリットを紹介していきますね!
メリット1|スキマ時間を有効活用できる
なんと言ってもスキマ時間を有効活用できることが最大のメリットでしょう。
「読書する時間がない」という人は自分の生活を振り返ってみてください。持て余している時間はありませんか?一般的に“スキマ時間”として考えれる時間を列挙してみました。
- 通勤時間
- ランチタイム
- 営業中の移動時間
- 家事に要する時間(掃除/料理/洗濯 etc.)
- ジョギング中
オーディオブックの強みは『ながら読書ができる』ということです。
紙の書籍だと「掃除をしながら」「料理をしながら」「ジョギングしながら」本を読むことはできませんよね。一方、耳で聴くオーディオブックは他の作業と同時に進める(ながら読書)ことが可能です。
僕自身、これまでは家事に専念していた時間が読書タイムとしても使えるようになったことで読書量が圧倒的に増えました。
メリット2|自分で読まなくてOK
プロのナレーターが朗読してくれるので自分で読む必要がありません。活字が苦手な人にはピッタリではないでしょうか。
「聴いてるだけだと眠くなるんじゃないの?」と心配している方は安心してください。朗読を担当するのは“文章を読むプロ”です。
強弱をつけたりセリフに感情を込めることで変化をもたらしてくれます。お経のように聴いていて飽きることも眠くなることもありませんよ!
また「老眼が進んで文字が見えにくくなった」という人にとってもストレスなく読書を楽しむことができますよね。
メリット3|本を持ち運ぶ必要がない
読書が習慣化できている人は常に鞄の中に本を入れている特徴があります。そのため手待ち時間で小まめに本を読み進めることができますよね。
他方で、読書習慣のない人は本を携帯することが億劫だと感じているのではないでしょうか。確かに、本は重くてスペースも取るので敬遠する気持ちも理解できます。
そんな人こそ本を持ち運ぶ必要のないオーディオブックを積極的に活用すべきです!スマートフォンとイヤフォンがあれば視聴できます。これくらいなら全く荷物になりませんよね。
また、書籍だと読書量が増加するにつれて本が増えていき置き場に困るという問題も発生します。オーディオブックなら音声データなので部屋のスペースが無くなる心配もありません。
[業界最大手2社]あなたに最適なのはどっち?
ここまで読んできてオーディオブックに興味を持ってくれた方も多いのではないでしょうか。そんな人は「利用するならどのサービスが良いの?」という疑問を抱くはずです。
そこで使うならここ!というオススメのサービスを紹介していきますね。僕が実際に利用しているものなので経験談を交えてお伝えしていきますよ!
業界最大手2社が人気を集める
数あるオーディオブックサービスの中でも業界最大手2社に人気が集中しています。その名は『Audible』と『audiobook.jp』です!
前述のアンケート調査でオーディオブックを「日常的に利用している」と回答した165人に、利用しているオーディオブックサービスを尋ねた結果が以下のようになっています。(複数回答可)
「Audible」と「audiobook.jp」の2強状態になっていることが分かると思います。
作品数重視ならAudible
Amazonが運営する「Audible」の特徴は圧倒的な作品数です。
- 「Audible」‥12万冊以上(27ジャンル)
- 「audiobook.jp」‥1万5千冊以上(10ジャンル)
作品数は「audiobook.jp」の8倍を誇ります。「とにかく様々なジャンルの本を読みたい!」という方にとっては最適でしょう。
僕自身、「Audible」の豊富なバリエーションのおかげで新たなジャンルの本に出会えた経験があります。
バランス重視ならaudiobook.jp
株式会社オトバンクが運営する「audiobook.jp」はバランスが良い印象です。
作品数でこそ「Audible」に劣りますが、料金(聴き放題プラン)は低価格を実現しています。
- 「Audible」‥¥1,500/月
- 「audiobook.jp」‥¥833/月(年払の場合)※月払だと¥1,330/月
年払すれば「Audible」の約半額になりますよね。月払でも安いことには変わりありません。
その他、複数デバイスでの同時視聴やmp3ファイルのダウンロードなど「Audible」にはない機能を備えています。
複数デバイスでの同時視聴ができるので1つのアカウントを家族や恋人と共有して一緒に楽しむことができています。
【無料】実際に利用して使い勝手を試してみよう
両社の特徴を紹介してきましたが「百聞は一見に如かず」です。実際に利用してみないと自分に合っているか判断できませんよね。
どちらにも無料で体験できるお得なプログラムが用意されています。期間内に手続きをすれば一切料金は不要ですので試さないと損ですよ!
登録方法が分からないという方は関連記事を参考にしてくださいね。
また、「Audible」と「audiobook.jp」について9項目に細分化して徹底比較した記事もあります。両社の違いをもっと詳しく知りたいという方はご覧ください。
まとめ|NO READING, NO LIFE.
本が与える影響は計り知れません。豊かな人生にしたいと願うのなら読書を習慣化することが必須です。
そうは言っても「時間がない」「集中力が続かない」などの理由で読書から遠ざかっている人が多いという現状がありますよね。
今回提案した解決策「オーディオブックの利用」を実践すれば簡単に読書量を増やすことができます。新たな読書の在り方を試してみてはいかがでしょうか?