「ニキビ肌こそ日焼け止めを塗った方が良い」という事実をご存知でしょうか。
このように言われると
・日焼けとニキビにどんな関係があるの？
・ニキビがあるのに日焼け止めを塗ることで症状が悪化するんじゃないの？
といった疑問を抱くと思います。
本記事ではそんな疑問を解消すべく
✅紫外線が肌に与える影響
✅日焼け止めによる肌への負担を軽減する方法
を詳しくまとめました。
そもそも日常的に日焼け止めを使用している男性は少数派かもしれません。
日頃から紫外線対策をすることで肌トラブルだけでなく、シミやしわなどの老化予防にも効果があります。
UV対策を一切しないで過ごしていくとニキビがいつまでも治らなし、年齢を重ねるごとに老化が進行していきますよ。
肌トラブルもなく、いつまでも若々しい肌でいたいですよね。
対策を始めるのは今からでも遅くはありません。
記事を読み終える頃には日焼け止め（紫外線対策）の必要性を十分に理解できますので最後までお付き合いください。
・ニキビで悩んでいる人
・いつまでも若々しい肌でありたい人
日焼け（紫外線）が肌に与える影響
紫外線が刺激になって炎症を起こす
紫外線が刺激となって皮膚のバリア機能を低下させます。
バリア機能は外部からの刺激や細菌•ウィルスが侵入することを防ぐ役割を果たしていますが紫外線によって破壊されると無防備な状態になってしまいます。
それに伴ってターンオーバーが乱れて角栓が正常に排出されなくなり、毛穴が詰まることで炎症（ニキビ）を引き起こします。
皮脂の分泌量が増える
紫外線を浴びると水分量が低下するため肌が乾燥します。
乾燥することで防御反応が働いて大量の皮脂が分泌されるメカニズムです。
皮脂はニキビの原因であるアクネ菌の餌になるため肌トラブルを引き起こしやすい状況だと言えますね。
ニキビ痕（赤み）が消えなくなる
ニキビが治っても赤み（色素沈着）が残ってしまう人は多いのではないでしょうか。
通常であれば時間と共に排出されるため徐々に薄くなって最終的には消失すると言われています。
しかし、紫外線によって正常に排出されずにニキビ痕が残ってしまうリスクがあります。
日焼けすることでニキビが出来やすくなるだけでなく、痕が残ってしまうのは厄介ですよね。
老化が顕著に進行する
『光老化』という言葉をご存知でしょうか。
紫外線を中心とする光によって皮膚に現れる老化現象のこと
歳を重ねるにつれて顔のシミやしわが目立つようになりますが、この原因は加齢によるものだけではありません。
紫外線を浴び続けたことによる防御反応がシミやしわとなって出現します。
片顔だけ紫外線を浴び続けたトラックドライバーの話を聞いたことがあるでしょうか？
トラックドライバーとして28年間働いたアメリカ人男性は運転中に窓から差し込む太陽光を浴び続けた結果、顔の左右で大きな違いが出たそうです。
紫外線が当たる左半分（アメリカは左ハンドルのため）は右側と比較してシワやシミが顕著に出現しています。
紫外線を浴び続けることによって突出して老化が進むことが分かる良い例ですよね。
この研究結果を知るとUV対策しないことがどれほど恐ろしいことか実感できるのではないでしょうか。
肌への負担を軽減する方法
ノンコメドジェニック商品を選ぶ
ニキビの原因となるアクネ菌は油脂を餌として増殖します。
一方で日焼け止めは油分を多く含みます。
日焼け止めを塗るとニキビが悪化すると言われる所以はそのためではないでしょうか。
ならば、わざわざ原因となる日焼け止めを使用しない方が良いのでは？と思うかもしれません。
しかしながら前章で紹介したように日焼けする（紫外線を浴びる）方が肌にとっては遥かに悪影響なのでUV対策をする意味は大いにあります。
そこで『ノンコメドジェニック』商品を使用することをオススメします。
ニキビの初期段階であるコメド（白ニキビ）を発生しにくいように作られているもの
ノンコメドジェニックの日焼け止めであれば油分の配合が抑えられていて比較的ニキビを作りにくくすることができます。
日焼け止めを購入する際はノンコメドジェニック製品であるか否かをチェックしてみてください。
塗るときの摩擦を少なくする
ニキビ肌/敏感肌の人にとって“摩擦”は大敵と言っても過言ではありません。
摩擦による外部刺激を受けると肌を守るために皮脂を分泌して炎症を引き起こす原因になるからです。
日焼け止めを使用する際に塗り込もうとして擦ってしまいがちではないでしょうか。
この摩擦による肌へのダメージは意外と大きいですよ。
肌への負担を軽減できるオススメの塗り方は優しく叩いて馴染ませていく方法です。
図1のように日焼け止めを点状に置いていきます。
指で優しく叩いて全体に馴染ませていきましょう。
腕や首などであれば擦るように伸ばしても問題ありませんが、デリケートな顔（特にニキビ肌の人！）は摩擦をできる限り無くした方が吉だと思います。
クレンジングを使ってしっかり落とす
帰宅した後に日焼け止めを確実に落とさないと毛穴の詰まりや肌の酸化に繋がり、どちらもニキビを引き起こす原因になりかねません。
一方で、日焼け止めは汗や水で落ちにくい設計になっています。
暑い真夏、日焼け止めを塗ったのに汗で落ちてしまっては意味がありませんよね。
それなら“どうすれば確実に落とせるの？”という疑問を抱くでしょう。
筆者が実践して効果があった方法は『クレンジングを使う』ことです。
メイクをする人が少ない男性にとっては馴染みがないかもしれませんね。
クレンジングは主に化粧を落とす際に使用するもので脂汚れや毛穴詰まり、黒ずみなどを取り除くためのものです。
洗顔では落ちにくい“油性”の汚れを除去してくれるので日焼け止めも確実に落としてくれます。
これから日焼け止めを購入する人はクレンジングもセットで買うことをオススメします。
⏩ニキビ肌/敏感肌に優しいオススメのクレンジングはこちら（COMING SOON）
まとめ
日頃からUV対策をしっかり行っている男性は少数派だと思います。
しかしながら無防備に紫外線を浴び続ける影響は計り知れません。
特にニキビで悩んでいる人であれば日焼け止めは必須のアイテムです。
ニキビで悩んでいない人でもUVケアを入念に行って歳を取った場合とそうでない場合で顕著に差が出るのは言うまでもありません。
“綺麗な肌になりたい”
“いつまでも若々しくいたい”
と思う人であれば必ず取り組むべきです。
さほどお金をかける必要もなく今すぐに始められるのでぜひ日常生活に取り入れてみてください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました！